■ラグビーワールドカップ2011■ |
ラグビーワールドカップは本日21日に3位決定戦オーストラリアVs ウェールズ、23日決勝戦はニュージーランドVsフランスが激突します。キックオフが待ち遠しい。 下の写真はオーストラリア代表FL/bWラディキ・サモ選手。16日の準決勝、ニュージーランドVsオーストラリアを見ていたタクルが「あのアフロすげぇ〜」を連発していました。パパとしたら、コンラッド・スミスやマア・ノヌーに心を奪われて欲しかったのですがねぇ〜珍しく90分間ラグビーを見ていたのでヨシとしよう。 |
![]() |
上の動画はニュージーランドの先制トライ!見事なFBダグのラストパスとノヌーのフォロー。これぞオールブラックス!下は、待ってましたソニー=ビル・ウィリアムスと思いきや・・・ワンプレーでピッチを去りました。ガックリ |
節目の100回目を迎えました。岬のおっさんがコーチに募集したアンケートも回答が少なく不発に終わり。さぁどないしましょ?100回とか関係ないから遠慮なく出してください。困ってるのなら何か搾り出します。と、Blackメール(岬のおっさん風)が届きました。ここは岬のおっさんに飾ってもらうべきだと思いますが、おっさんもテーマを絞りださないとアカンのか…それならボクが行かなアカンやろ!「ええカッコしい」の性格が災い!?して2週連続の登板となりました。こういう時、いつも思うのですが、取材機会が結構あっても仕事で現場で行けない事が多々あります。「岬ラグビージャーナリスト」になろうかなぁ〜と口にすると「何言うてんねん!ミサラグから給料出えへんやろ」とママが睨み≠きかせています。その通りです。
「何かふさわしい物を書かないと」とか「ここらで重大発表を」と思いましたが特に何もなく…「肩に力を入れすぎるのもアカン」と自分に言い聞かせて執筆スタート!
■カッコエエわオレ流・落合監督
10月18日、中日ドラゴンズは球団創設75年目にして初のリーグ連覇を達成。今季でドラゴンズのユニホームを脱ぐ落合監督。先月22日の試合前に事実上の電撃解任、優勝争いの真っ只中、異例の退任発表が行われました。この時点で首位ヤクルトとは4.5差、8月3日には最大10ゲーム差ありました。「こんな大切な時期に、なぜ退任発表なんだ!」ドラゴンズナインは一丸となり猛スパート、指揮官のタクトも冴え渡り15勝6敗3分、見事9度目のペナントを手にしました。
「勝利こそ最大のファンサービス」が落合監督の信念。このこだわりが球団との対立を産みました。グラウンドを出れば極力マスコミを避け、地元経済界との関係も断ち、ファンの色紙にも目もくれず「オレ流」を貫き通しました。冷徹な態度がファン離れを呼び、3度のリーグ制覇、2007年はクライマックスシリーズを突破し日本一に輝いたものの落合政権の過去7年間は球団経営が黒字にならず。「コストカッター」の異名を持つ球団社長にクビを切られました。次期監督にOBの高木守道氏が決定している事からも推測できます。高木氏は岐阜出身、中部エリア経済界とも繋がりがあり、中日新聞の販促に多大な影響力を持つ。経営を黒字にしたら、一気に立浪政権に移行しファンを呼び戻す。これが中日が描く増収増益シナリオなんでしょうね。
ネットでも話題になっていますが、落合監督が「コストカッター」との握手を拒否しました。最後まで落合監督を守った白井オーナーとはガッチリ握手。ここでもオレ流を魅せてくれました。優勝を決めた翌19日の試合でも手綱を緩める事無く、三回にスクイズを敢行し1点でも多くもぎとり、エース吉見を五回から登板させ最多勝のタイトルをプレゼントしました。
就任時、選手に向かって「俺が目指しているのは、選手自身がどうすれば勝てるかを考え実行するチームだ」と言い「俺を信じてついてきてほしい」と頭を下げた。コーチには「俺が辞めてもドラゴンズは存続する、だからどうか俺じゃなく選手の方を向いて指導してくれ。選手を殴らないでくれ」と話した。地獄のキャンプ、12球団一練習が長い。79試合目の登板で胴上げ投手となった、竜のセットアッパー・浅尾が話す「6連投まで大丈夫」。6勤1休のハードなキャンプで鍛えられた事が、自信となり終盤にいきています。
選手を気遣いながらも、時には非情な采配も見せた。07年の日本シリーズでは、八回まで完全試合を続けていた山井を降板、九回、守護神・岩瀬を投入。史上初の継投による完全試合を達成した。すべては勝利のために…。落合監督、来季から西宮にある日本一の球場で采配をふるってくれないかなぁ。あそこは勝ちに飢えたファンがいっぱいおるし環境はバツグンなんだけど・・・。
「春の練習の差が出たんじゃないでしょうかと私は思っています」18日の胴上げ後、優勝インタビューで淡々と話した落合監督。先週のコラムにも書きましたが「練習は嘘をつかない」を改めて感じた瞬間でした。
■先を読む、最悪の事態を想定する
落合監督は、試合後「勝負は10月」と夏場から言い切っていました。チームは5位に低迷、ベテラン和田、助っ人ブランコが不調、普通の人なら目先の1勝を目指して一つでも順位を上げる事に全力投球するはず。それでも先を見据え采配を振るい続けました。「野球のシーズンは長いですし、良いときも悪いときもある最終的には経験のある選手がここに合わせて、戻ってきてくれました」とシーズンを振り返りました。目ん玉スポーツに掲載された、谷繁の優勝インタビュー。「不気味で頑固。貫き通す凄さ、自分の信念が凄い。ブレないし、ここまで勝たせてもらえる監督はなかなかいない」と落合監督の事を語っていました。
竜党以外の人から見れば憎たらしい指揮官ですが、采配、分析能力、計画性、勝負勘、選手掌握術…スポーツ界において、これほど魅力的な素材はいない。見習う部分はしっかり見習って行こうと思います。まずは日本一の練習量かな…4&5年生のみんな覚悟!(笑)